魚のその後

以前「魚の病院(2021.04.07)」でご紹介したタカノハダイとマダイのその後をご紹介します。
タカノハダイは目にたまった空気を抜く処置をした後は再発しなかったので、すぐに「瀬戸内海」水槽にデビューとなりました。その後もゆったりと水槽内を泳いでいます。

マダイはというと・・・一度お腹と眼にたまった空気を抜いてもらっても、しばらくするとまた空気が溜まってしまうことが度々ありました。折しも大阪では緊急事態宣言の発出により海遊館は臨時休業中。この期間を利用して「マダイをより深い水槽に移動させて、水圧でお腹の空気を吸収してもらおう」大作戦を決行しました。普段マダイがいた水槽は水深1mほどですが、瀬戸内海水槽は水深4m、なので水圧は単純に考えて4倍。きっとうまくいくはず。獣医さんとも相談して、さっそくやってみよう!ということになりました。
しっかりと水圧がかかるようにマダイをカゴに入れて水槽の底まで沈めます。ウツボが興味津々覗きに来ているのがとても気になりますが、数日間これで様子をみることに。

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翌日、見に行くとお腹を下にして泳いでいます!

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念のためもう一日様子をみましたが、しっかりと泳ぐことができていたので、外に出してみることにしました。久しぶりの広い水槽に戸惑っていたのでしょうか?なかなかカゴから出てきませんでしたが、しばらくすると水槽内をゆったりと泳ぎ始めました。
「瀬戸内海」水槽をご覧の際は、元気になったタカノハダイとマダイを探してみてください!

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