「ダイオウグソクムシ」の展示を開始しました! エサを食べている貴重な動画も公開中です。
平成27年1月16日(金)より、館内7階の特設水槽にて、ダイオウグソクムシ(体長約30cm、2匹)の展示を開始しました。また大変貴重なエサを食べている様子の動画も公開しています。
ダイオウグソクムシは世界最大のダンゴムシの仲間で、過去には体長70cm以上のものが見つかっています。水深200m~1,000mの深海に生息し、沈んできたクジラや大型魚類の死骸をたべることから海底の掃除屋とも呼ばれ、海底の環境保全で重要な役割を果たしています。
その非常にインパクトの強い姿かたちと、飢餓に強く国内の他の水族館では5年以上エサを食べなくても生存していたことなどから、ダイオウイカと並んで近年の深海生物ブームの火付け役となっています。
海遊館でダイオウグソクムシを展示するのは今回が初めてです。
【「ダイオウグソクムシ」の展示について】
《開始日》 平成27年1月16日(金)より展示開始 ※生き物の状態により、予告なく展示を変更または中止する場合があります。
《場 所》 海遊館7階 特設水槽
《展示生物》 ダイオウグソクムシ 2匹(体長約30cm)、オオグソクムシ
《解説パネル》 ダイオウグソクムシがエサを食べている動画、生態解説のパネルなど。
※ダイオウグソクムシは極めて光に敏感なためフラッシュ撮影をお断りしています。
2.【ダイオウグソクムシについて】
英名 Giant isopod 学名 Bathynomus giganteus
世界最大の等脚類(ダンゴムシの仲間)。体長は通常約20~40㎝だが、過去に体長76㎝・重さ1.7kgの個体が見つかった記録がある。海底に沈んできたクジラや大型魚類の死がいなどを食べる。メキシコ湾などの水深200m~1,000mの海底に生息。
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